先日ULCExcursionイベント(小遠足)で、Haw Par Villaに行きました。
学校がある“City Hall駅”からMRTで約40分、MRTの“Haw Par Villa駅”を降りてすぐのところにあります。Haw Par Villaは知る人ぞ知るシンガポールの奇天烈なテーマパークです。
 
まず出発前に、Mark先生がHaw Par Villaについて簡単に説明をしてくださいました。
駅を出てすぐにその顔を覗かせるHaw Par Villaは、
日本でも有名な軟膏「タイガーバーム」を世に送り出した胡兄弟の兄Aw Boon Hawにより1937年に建造されました。
       
 
↑「事前レクチャーの様子」
 
 
Haw Par Villaはいくつかのエリアに分かれており、それぞれに見応えがあって予想以上に広かったです。
最初に出迎えてくれたのは、“幸せ”、“富”、“長寿”の三神でした。
写真でも分かるようHaw Par Villaにあるどの像も彩色豊かで見ていて飽きない程でした。
 
 
↑「三神:幸せ、富、長寿とMark先生」
 
 
また園内には長寿を意味する亀が多く飼育されており、
$1で餌やり体験をすることができます。

 
歩き始めてほどなく、地獄の入り口が現れてきました。
これは「地獄の10の法廷」と呼ばれるエリアです。
入口に置かれている二体の像が見えた者は既に死んでいることを意味しているとか・・・。

↑「地獄の10の法廷」
 
 
入り口には裁きの場面があり、洞窟の中はストーリー仕立てになっていました。
強制地獄行きの裁きを受けた後に、10のレベルに分かれた各地獄でそれぞれの裁きを受ける様子が描かれています。
灼熱地獄、針地獄、ギロチン地獄などすべての地獄での苦痛が繰り返された後に、
ようやく薬を飲んで生まれ変わることができます。
それぞれの地獄像はとても残酷なものなので、小さな子供には向いていないかもしれません
 
「地獄の10の法廷」の他にも「西遊記」や「美徳と悪徳(Virtues and Vices)」を表したエリアもありました。

↑「西遊記」

↑「美徳と悪徳」
 
 
初めてHaw Par Villaを訪れましたが、今までに見たことのないような奇妙な像が沢山展示されており、また一つ一つのクオリティの高さに驚きました。
それぞれの像の意味や説明を読み取ることはとても難しかったのですが、Mark先生の説明のおかげで詳しく知ることができました。
実際に自分の目で見て五感を通すことで感じたことは個々人で異なっており、それもまたHaw Par Villaでしかできない貴重な経験でした。
 
案内してくださったMark先生、企画してくださったULCの皆さん、有難うございました!